2024-01-24
2024年1月21日のスガダイローソロピアノ@桜木町ドルフィーをネット視聴したが凄かった!いや、すざまじかった!
クラシック名曲づくしの第@部も圧巻だったが、
第A部のインプロ(完全即興演奏)は「視聴してよかったー!」と心の底から思った。
アーカイブ期間中なのでまだ視聴チケットは買えるのかな?
能登地震へのチャリティを兼ねているような。
個人的には、第A部のインプロと、第@部の「ボレロ」が、特にすざまじかった!
ソロの「ボレロ」がようやく聴けましたというかもう異常だろー!有りえないだろースガダイローの「ボレロ」!!指大丈夫ですか?
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ライブ全体を通して、
「ピアノってこんなに小さい楽器だったんだね〜!」って単純に思える演奏。
ほとんどのピアニストは、音楽的にも演奏的にも、ここまでピアノを制圧できない。
スガダイロー氏には、くれぐれも指を大事にして末永く活躍してもらいたい。
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スガダイローの音楽の魅力は、[スガダイロー本人が生まれながらに持つ特異な芸術性]+[クラシックピアノの素地]+[ジャズ音楽というかもはや現代音楽]だろう。
彼にとって、音楽とピアノは絵筆と同じなんだろうなぁと思う。インプロ演奏は、彼の描く絵画をピアノの音で表現したものという感じがある。
とんでもないピアニストである以上に、音楽とピアノを表現メディアとツールに使う芸術家だ。
セシル・テイラーよりもスガダイローのインプロのほうが、私は聞きやすいというか、スガダイローのインプロを何の抵抗もなく聴けるのは、スガダイローのピアノ音が、強い中にも幅が広くて深みがあるからかな?
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