片付かない家は、「家が便秘状態」なのだ。
20230812
今回の家の中の片づけで悟ったのは、片付かない家は、家が便秘状態なのだ!ということだ。
この世の神羅万象は、常に余った不要なモノを排泄していて、だれかの排泄物は、別のだれかの食べ物になっている。
言い換えれば、「あなたのウンチは私のご馳走」の関係性が最適なレベルで維持(=サステイン)されている状態が、地球の神羅万象が持続可能な(サステナブル)状態であり、そのサステナブルな状態を保ちながら人間社会が繁栄していこうよ!というのが、持続可能な開発(サステナブル・ディヴェロップメント)の理念だ。
たとえば、人間は生まれたときから死ぬまで呼吸をしているが、息を吐いたときに出す二酸化炭素は、いうなれば、肺から排泄した「空気のウンチ」だ。それを有難がってどんどん食べてくれる存在が、緑の葉っぱを持つ植物だ。
人間の「空気のウンチ」である二酸化炭素は、桜の木にとっては「リアルな食べ物」だ。桜の木も、人間同様、呼吸をしていて、桜の木も、呼吸によって二酸化炭素という「空気のウンチ」を出している。だが、人間の消化活動が呼吸活動と別々のシステムであるように、桜の木の消化活動は、二酸化炭素と水を食べて、身体を形作る原料になる砂糖を作り、その過程でできた要らない酸素を、植物の消化活動のウンチとして体外に排出している。植物の消化活動(光合成)のウンチである酸素は、人間をはじめほとんどの生物の呼吸活動にとってのご馳走どころか、ほとんどの生物は酸素(=植物の食べ物の成れの果てつまり植物のウンチ!)が無いと生きられない!
このように、地球は、「あなたのウンチは私の食べ物」「私のウンチは誰かの食べ物」という関係性が無数に複雑につながり合って、均衡を保っている。
東洋占星術に五行説というのがある。水が草木を育て、枯れた草木によって火が燃え、火が燃えると灰(土)ができて、土が固まると鉱石ができて、冷えた鉱石の表面に水滴ができる。
つまり、「自然界の物質は循環している」という考え方だ。
言い換えれば、水の排泄物は植物、植物の排泄物は火、火の排泄物は土、土の排泄物は鉱物、鉱石の排泄物は水、というわけだ。
もっと言い換えれば、植物とは、植物+それを食べる草食動物+